謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は多大なるご支援、ご愛顧を賜り誠に有難うございました。本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年の国内情勢は、止まるところを知らない原材料上昇に対して、売価の価格転嫁が出来ず、利益確保が出来ませんでした。また、農業分野も2年続きの大雪の後遺症が春遅くまで響き、春商戦は残念ながら概ね苦戦状況となり、さらに、5月末より施行されましたポジティブリスト制導入も、防除機分野へは様子見気配を与え、大型セット動噴、SS販売へ影響を与えたことは否めない状況であります。
特に、SSはピーク時には年間5000台の市場でしたが、昨年は2000台を下回る程に縮小しました。但し、ブームスプレーヤ関連では、ドリフトを抑えるノズルが相当量販売されました。この分野での、ユーザー意識の高さを再認識する場面となりました。当用期は、九州地区の台風による、大きな農作物被害や天候不順による災害が各地で発生し、苦戦状況を引きずりました。
当社は、110周年パワーアップキャンペーン運動を展開し、皆様の多大なるご協力を頂きましたお陰と、業界に先駆けて本格量産発売した乗用溝切機が貢献して、なんとか所期の目標達成をすることが出来ました。皆様のご協力とご愛顧に感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。
弊社の今期の取組みは、"輝け!ニッポン農業 元気農業応援隊"と題し、背負動噴を中心とした"霧の王国シリーズ"、刈払機を中心とした"草刈しま専科"の二本立てを中心にキャンペーンを展開して参ります。また、担い手対応として、ハイクリブームBSAシリーズの充実を図り、展開して参ります。SSの市場も今年は、昨年よりは拡大するものと期待しております。
本年もより一層のご支援、ご鞭撻を賜ります様、お願い申し上げます。
また、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
(2007.1.4) |