謹んで新年のお慶びを申し上げます。
さて、近年、消費者の健康志向が高まりを見せる中、ようやく我が国においても「健康的な食生活」を推進する国を挙げた取組みが始まるなど、ごはんを中心とした日本型食生活のよさを見直そうという気運が高まってきたようでございます。
そのような状況の下、弊社が「環境」のために開発したBG無洗米はその後も順調に普及し、また近年、「環境と健康」のために開発した「金芽米」も発売後2年が経過し順調に推移しております。
この金芽米に関しまして、継続してご利用頂く方が増える中、多くのユーザー様より「便秘が改善された」「体調がよくなった」など、続々と健康情報が寄せられております。さらにこのことを裏付けるように、昨年5月には、甲南女子大学の奥田和子名誉教授により「金芽米の継続摂取による健康面へのプラス効果」と題した研究結果が第61回日本栄養・食糧学会で発表されました。
これは女子学生21人とその家族41人に毎日1回以上、3ヶ月間金芽米を食べてもらい実感できた健康効果を調査したもので、学生の約7割が「肌の調子が良くなった」「便秘になりにくくなった」、約6割が「体調がよくなった」と感じ、家族においても相当数が健康効果を実感するという、驚異的な結果が得られました。
この結果は、米を主食とする我々日本人にとって究めて有意義な情報ではないかと考えます。即ち、(1)米には元来、健康に寄与する栄養素が豊富に含まれていること、(2)それを金芽米のような正しい方法で継続摂取することにより、明らかに健康へのプラス効果が得られること、(3)金芽米の登場により、ごはん食による健康効果を国民だれでも簡単に享受出来る環境になったことなど、米に対する認識が大きく変革するきっかけになるのではないかと考える次第です。
本年は、さらにBG無洗米及び金芽米の普及が進み、環境と皆様の健康向上に一層寄与できることになれば、この上ない喜びでございます。
本年もよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
(2008.1.4) |