第24回JA全国大会において「活力ある協同組合づくりのための教育文化活動の展開」が明確に位置づけられました。本会はJAの教育文化活動を専門的に補完・支援する団体として、文化と協同の力を源泉に、組合員・地域住民とJA役職員との結びつきを強める役割を果たしていくとともに、公益・公共的な取り組みにより「人・組織・地域の元気づくり」をすすめ、心豊かな幸せづくりをめざしてまいります。
平成19年度より、新たな家の光事業3か年計画をスタートさせました。この新たな3か年計画のなかで、本会がめざす姿を「家の光ビジョン」として明らかにしましたが、平成20年は「家の光ビジョン」実現の2年めとして、重点実施項目や普及目標の達成をめざし、総力を挙げて取り組んでまいります。
具体的には、「生活力アップ!〜自給で家族みんなが豊かな暮らし」を編集の基本コンセプトにした『家の光』をはじめ、『地上』『ちゃぐりん』『やさい畑』『花ぐらし』「家の光図書」の各媒体とも、読者のみなさまの多様なニーズに応えるべく、いっそう企画の充実に努めてまいります。
また、記事活用・文化活動の提案をすすめ、JAにおける生活文化活動の活性化をはかるとともに、JA教育文化活動の今日的意義と役割について理解促進をはかる「家の光文化賞JAトップフォーラム」ほか、各種セミナーの開催、「教育文化・家の光プランナー」の設置促進などに積極的に取り組んでまいります。
来たる2月6日には、愛知県において第50回記念全国家の光大会を開催いたしますが、人・組織・地域を元気にする家の光事業をJAとともに積極的に展開し、元気なJA・地域づくりをすすめるための場にしてまいります。
さらに「食農教育」「次世代対策支援」「読書運動」にも力を入れ、「ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」の開催、「あぐりスクール」や「ちゃぐりんキッズクラブ」の設置促進・開催支援をはじめ、「読書フェスタ」や「世界こども図画コンテスト」などの開催を通じ、人・組織・地域の元気づくりをすすめてまいります。
普及運動については、「世代をつなぐ協同のネットワーク『家の光』長期愛読者拡大運動」を展開し、全JAにおいて『家の光』普及率20%以上の実現をめざしてまいります。
本年も引き続きのご支援、ご協力をお願い申しあげます。
(2008.1.4) |