新年明けましておめでとうございます。
旧年に賜りました当協会へのご支援、ご協力に対しまして厚く感謝申し上げる次第でございます。
一般経済は米国の低所得者向け住宅ローンの焦げ付き問題に端を発する経済低迷の中で、中国・インド等の経済新興国の発展などから石油の値上りは当分続く気配がみられます。
このため世界的にはアメリカなどにエタノールブームが起こり、トウモロコシの買占めが行われ、自給飼料27%の我が国畜産業界は、対応におおわらわになっています。また輸入小麦も4月から20%〜30%値上げが必至といわれています。
一方、我が国の米は食生活が多様化して来たため消費が停滞して、昨年産米価格より大幅に下回って流通している有様です。米作農家は今後の営農対応策に不安感を持たれることでしょう。
このような環境の中で農協は組合員農家の営農をバックアップして日夜役職員一丸となって奮闘されておられます。
本年も課題、難題が惹起することでしょうが一歩一歩踏み越えて前進されることを期待しております。
私共「農業協同組合新聞」「ホームページJAcom」は常にアンテナを高くしてお役に立つ情報を提供できるよう懸命に努めて参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(2008.1.4) |