|
|||||
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
シリーズ 「個配事業」の創造と21世紀的可能性−東京マイコープ 今野 聰 (財)協同組合経営研究所 元研究員 |
◆個配事業が中核事業に
前回1990年代初期の個配事業挑戦を触れた。そこに大きな犠牲や失敗があったことも証言があった。では多摩地区のどの首都圏事業連グループ生協も全て同じ気持ちだったのか。この間のことを、若森資朗・現首都圏コープ事業連合専務(当時タマ消費生協専務)に聞いた。その答えを箇条書きにしてみよう。 ・ 74年にタマ消費生協に入った当時は、職員が「タマ十字軍」と言われていた。決意と揶揄だろう。 以上のことはなかなか含蓄がある。多くの生協運動者が80年代末期、大きく育ちつつ、改革者になった。だから共同購入方式だって、改革の対象になって当然であった。 ◆IT化含め新規参入ゾロゾロ 問題は新世紀、これからである。何故元祖個配である東京マイコープが自己革新を追求するのか。競争類似業態との競合を生き残るためもあろう。実際、大地を守る会、らでっしゅぼーや、ユニクロ等の有機農産物専門事業体、タイヘイ等の夕食惣菜宅配業。カゴメなど食品メーカー直送通信販売業など枚挙にいとまがない。 ◆急速な全国化の先に
東京マイコープは元祖として、一々応えながら、事業の革新を進め、現在に至っている。
|
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman | 催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | コラム | 田園交響楽 | 書評 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|