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コラム
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消費者の目
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キーワードは「心」の通ったサービス |
4月から中学に通う娘のために新しい自転車を買い求めることになりました。近所のホームセンターをのぞいてみると、「入学おめでとう」と大きく書いた紙が貼ってあって、通学用に買い求める人たち向けのコーナーがありました。 次に訪れたのは商店街の自転車屋さんです。おじさんが一人でやっていて、4年前にやはり娘の自転車を買って以来のお付き合いです。狭い店先にはお客も姿が一人も無く、お世辞にも流行っているようには見えないのですが、店のドアを開けるとチャイムが鳴って、奥からおじさんが愛想のいい顔を出しました。 顧客のニーズを知り尽くして、そのニーズに最も適した商品を提案すること。その商売の基本中の基本を小さな自転車屋さんのおじさんが実践していることに、大いに感動を覚えました。感動したからこそ、ホームセンターよりも高い価格を払ってもなお、いい買い物をしたという満足感を感じられたのです。価格だけではない、こころの通ったサービスこそが、モノが売れない時代のキーワードなのです。(花ちゃん) |
(2004.5.7) |
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