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コラム |
消費者の目 |
理解難しいお客さんの「本当の気持ち」 |
今年はアテネオリンピック開催ということもあって、電器製品量販店の店頭は、プラズマテレビと液晶テレビの販売合戦でにぎわっています。どちらも大画面・うす型で、展示商品を見る限りでは、どちらも素晴らしくきれいで、迫力のある映像が楽しめそうです。そもそも、プラズマテレビと液晶テレビは何が違うのか、分からない人のほうが多いのではないでしょうか。 ◆男はモノ志向、女はコト志向 一方、女性はコト志向といわれます。家内にとって、細かな性能の違いなど始めから問題ではないようで、自分がやりたいことができるかどうか、値段が安いかどうか、見た目が気に入るかどうかであっさりと決めることができるようです。まったくうらやましい限りです。農作物の場合、流通や外食産業に携わる方は男性が多いので、たとえば野菜そのものの品質の良さや経済性を説得されることを好むかもしれません。しかし、家庭の主婦の場合は、この野菜を使えば、いかにおいしい料理が作れて、家族が喜んでくれるかが決め手になるのではないでしょうか。店頭で栽培の詳細を説明されても、女性は決して喜ばないでしょう。本当は興味がないのですから。それでも、「へー、そうですか」と、聞いている振りをするでしょうけど。お客さんの本当の気持ちを理解するのは難しいですね。でも、それが商売の醍醐味かもしれません。(花ちゃん) |
(2004.8.26) |
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