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コラム
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消費者の目
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何事も遊びに変えて脳のトレーニング |
最近どうも人の名前が出てきません。顔は浮かんでいるのですが、どうしても名前が思い出せないという経験は誰にでもあるでしょう。とはいえ、自分の脳が人並みよりも老化しているのではないかと心配になってしまいます。 私も早速ゲーム機本体とゲームソフトを買ってきました。「3+4=」、「9−7=」、「2×3=」などの単純な計算問題を一心不乱に解くのは小学校以来で、最初は答えが出てくるのに少し時間がかかりました。やはり使っていないと脳は衰えてしまうのかもしれません。 一方、音読のほうはというと、娘が幼かったころに絵本を読んであげて以来だったのですが、課題として与えられる文章がどれも日本の文学史上に燦然と輝く小説や物語の一節なので、非常に楽しんで読むことができました。こちらもできるだけ早く読むというのが味噌だそうで、目で文字を追いながら、それを音にする音読は、意外なほど頭がかっかしてきます。実際には声を出して読んでいる箇所の少し先を目は追っていて、句読点や文意から来る文章の切れ目を理解した上で声にするという忙しさなので、脳が活性化されているのを実感できます。 私の恩師は常に頭を使うことが好きな方でした。自身は運転なさらなかったのですが、助手席に座って長距離を移動しなければならないときなど、対向車のナンバープレートの数字で遊んだものです。 |
(2005.10.3) |
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