順調に成長をつづける エンバイロサイエンス事業部門 |
バイエル クロップサイエンス(株)は4月2日、東京都千代田区のパレスホテルにおいてエンバイロサイエンス事業(以下「ES事業」)本部長交代にともなう披露パーティを行った。後藤純事業本部長はドイツ・モンハイムに赴任し、後任にはパトリック・フェルベック氏が就任する。5月1日付け。
会場には、フランス・リヨンのバイエル エンバイロサイエンス本社からヨーロッパ・日本地域統括本部長のステファン・ヴィヴェッソン氏も駆けつけ会場を盛り上げた。
同氏は、「バイエルのES事業は緑化(ゴルフ場・山林など)、TCO(シロアリ防除)、PCO(害虫防除)などの分野で順調に業績を伸ばしているが、これは良きパートナーとの信頼関係と相互の尊敬にもとづいたもの。今後とも、これらを大切な財産と受け止め、盤石な関係の基盤にしたい」と語っている。
また、モンハイムのマーケティング本部に赴任し殺菌剤グループで「稲」を担当する後藤純氏は、「ES事業への取組みは、5年半だった。この間、多くの素晴らしい方々に支えられ、育てられてきたとの思いは感無量。皆様のビジネスのいっそうの発展と業界の価値の高まりを確信している」と離日の挨拶。
さらに、後任のパトリック・フェルベック氏は、「本格的に日本の風土に接触でき、ES事業本部長として新たなチャレンジができることを誇りに思っている。顧客との良好な関係の継続に全力を尽くしていきたい」と、就任に向けた抱負を述べた。1972年、パリ生まれ、35歳。
なお、来賓として挨拶に立った(社)緑の安全推進協会の梶原敏宏会長は、後藤氏に対して「これまでの豊富な経験を生かし、ドイツでも健闘されることを祈る。世界を駆けめぐってほしい」と結んでいる。
パーティ会場から(4月2日、パレスホテルにて) |