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【ヰセキ】
「発明の日フェスタ」で知財功労賞受賞

知財功労賞を受ける蒲生社長  井関農機株式会社(蒲生誠一郎社長)は、東京・紀尾...

知財功労賞を受ける蒲生社長
知財功労賞を受ける蒲生社長

 井関農機株式会社(蒲生誠一郎社長)は、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂において開催された「発明の日フェスタ」において、平成20年度「知財功労賞」を受賞した。
 「知財功労賞」とは、昭和62年から、毎年発明の日に、産業財産権制度の普及促進及び発展に貢献のあった個人に対して「産業財産権制度関係功労者表彰」として、また産業財産権制度を有効に活用し、円滑な運営・発展に貢献のあった企業に対して「産業財産権制度活用優良企業等表彰」として、それぞれ経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行っているが、両表彰を合わせて「知財功労賞」と総称しているもの。
 井関農機(株)は当日、産業財産権制度活用優良企業として、特許庁長官表彰を受けた。受賞のポイントとして、次ぎのような企業姿勢が高く評価された。
 同社は、知的財産の重要性に対する認識が高く、事業戦略、研究開発戦略、特許戦略を三位一体として展開し、知的財産重視の経営が同社の柱の一つになっている。特許部が独自に調査・分析して作成した特許情報を元に、開発テーマを提案するなど、研究開発活動にも積極的に関与している。
 また効率的な特許管理の徹底により、2006年には、特許査定率90.4%(全出願人の平均48.5%)も達成し、「三年連続特許査定率日本一」であることを企業として積極的に活用している。
 さらに四国地域知的財産戦略本部での講演や、愛媛県知的財産戦略策定委員の派遣など、地域の産業財産権の円滑な運営にも貢献していることなど。

(2008.04.22)