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【サカタのタネ】
インドに現地法人を設立

グローバル体制の強化へ

 (株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)は、グローバル戦略の一環と...

 (株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)は、グローバル戦略の一環として、市場の成長が著しいインドに現地法人を設立する。既に、5月からの営業開始に向け、同国内で必要な各種登録作業に入っている。
 社名は『サカタ・シード・インディア』で、事業内容は種子の輸出入および販売、種子の生産、試験栽培など。3年後の売上高3億円、5年後の売上高5億円を、それぞれ目指していく。
 ジャイ・シン氏が代表をつとめ、事務所をグルガオン市に置く。資本金は2000万ルピー(約5200万円)で、サカタのタネの全額出資。従業員数約10名。
 現地法人の設立により、インドでの営業活動を整備・加速するとともに、同社の海外各拠点との連携を深めることにより、グローバル体制の強化をはかっていく。
 また、今後、現地での種子生産、育種研究開発も視野に入れ諸準備を進めていく予定。
 なお、現在の同社拠点であるバンガロール駐在員事務所は、新設の現地法人に移管される。

(2008.04.23)