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(株)サカタのタネが友の会会員向けに発行している『園芸通信』6月号では、『この秋、作るならジャガイモ!!』を特集した。春に植える人気品種を、あえて秋に植える栽培実験を試みたもので、春作に比べても遜色のない、みずみずしいイモが収穫できた。生育初期の暑ささえ乗り切れば、生育旺盛で、あとはほとんど手間がかからない。家庭菜園だからこそ味わえる旬の味覚だ。
「秋のジャガイモ栽培は、少しずつ涼しくなっていく季節との競争」と語るのは、同社掛川総合研究センター 長後分場の赤根勘人さん。短い期間でイモを大きく育てることにポイントがあるようで、「秋作向きの定番品種や大粒になりやすい品種を選ぶと間違いないでしょう」という。
同社では、試作した『おすすめジャガイモ品種ベスト10』を選んだ。結果は(1)ニシユタカ(2)ムサマル(3)キタムラサキ(4)デジマ(5)普賢丸(6)アイノアカ(7)キタアカリ(8)ベニアカリ(9)男爵薯(10)アンデス赤、となった。晩秋に新ジャガを。
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