挨拶する赤保谷会長 |
祝辞を述べる 若林農水大臣 |
(社)日本農業機械化協会で5月29日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて、「創立50周年記念式典」を開催した。赤保谷明正会長は「当協会は昭和32年に創立されて以来、半世紀の長きにわたり農業の経営改善、農作業における労働の軽減や安全の確保などに寄与すべく、活動を続けてきた。昨今は国際的な農産物価格の高騰などを背景に、日本は自給率の向上に努める必要があり、当協会としても今まで以上の努力を傾注していく」と挨拶した。
また式典に参席した若林農水大臣は「機械化協会が創立された年に、私は農水省に入省した。農業機械は農業経営の改善、生産コスト低減に寄与する生産資材だ。農機業界は経済発展が著しい東アジアへの輸出により、東アジア諸国の農業伸長を助成することも必要。農機の適正導入・効率利用により、国内農業の体質向上を図ることが求められるが、そのためには、農機業界の協力が不可欠」だと祝辞を述べた。
また機械化協会では、創立50周年記念誌「50年のあゆみ」(ハードカバー上製本210P)を制作刊行し、会員・関係者に配布した。