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【出光興産】
アジア最大の環境展をイワダレソウに見る

緑化事業で環境にやさしい「くらし」を再現

 出光興産(株)アグリバイオ事業部では農業、畜産、緑化のトライアングル作戦を展開...

 出光興産(株)アグリバイオ事業部では農業、畜産、緑化のトライアングル作戦を展開している。農業分野における環境に優しい微生物資材の提供、畜産分野におけるCO2の削減、緑化分野における「イワダレソウ」への取組み。第3者は、テレビ「夢の扉」でも取り上げられた。
 放映されたのは、グラシドカバー植物の『クラピア』。在来種のクマツヅラ科に属する多年生植物「イワダレソウ」の改良品種。似通っているヒメイワダレソウの外来種はペルー産だ。
 改良品種は、被覆のスピードが芝のおよそ十数倍と見られている。また、花はつけるが種子がない。そのため、植栽した場所でしか繁茂しないといった特長をもっている。さらに、匍匐性があり丈が低いため刈込みが不要・密接な繁茂、甘味料・香料・バイオエタノール原料などへの展開が期待されている。
 工場、河川・道路、園庭・校庭、畦畔(JA栃木県本部を中心としたJAグループの対応)、屋上、駐車場、公園など、さまざまな用途が見込まれている。緑化事業で、環境にやさしい「くらし」を再現する、出光興産の緑化事業推進における本来的な姿を垣間見ることができるのではないか。

出光興産の本来的な緑化推進事業がはじまった テレビ「夢の扉」でも取り上げられた『クラピア』
出光興産の本来的な
緑化推進事業がはじまった
テレビ「夢の扉」でも取り上げられた
『クラピア』

(2008.06.10)