サタケでは、今年5月にミャンマーで発生した大型サイクロン「ナルギス」の被災者に対し、救援物資としてインスタントライス1000kg（1万3000食分：500万円相当）を提供することを、6月6日に発表した。
　この救援物資は広島県総務局国際課の呼びかけにより、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF）を通じて、現地の被災者に届けられる予定だ。
　ミャンマーは世界第7位のコメ生産国であり、サタケでは30年ほど前から同国に、精米プラントを設置し、単体の精米機械を輸出している。現在では、サタケの現地事務所を通じて、精米機械の販売やアフターサービスを行っている。
　サタケが提供した救援物資のインスタントライス（マジックライス）は、お湯または水だけで美味しいご飯になる食品であり、日本国内でも自治体や企業の災害用備蓄食糧及び家庭用の非常食として、広く使われている。