日本農薬(株)はさきごろ、イタリア大手農薬製造会社シプカム社の豪州子会社シプカムパシフィック社の発行済み株式の6%を取得し、同社と資本提携を行った。
豪州は麦類を中心に世界の農薬市場でも重要な地域の1つであり、日本農薬(株)では畑作用除草剤・落葉剤である「ピラフルフェンエチル剤」を小麦・棉の市場で開発および販売を行っている。
今回の取組は、同地域における品目のプレゼンスを高めるとともに、市場ニーズに合致した製品の開発・普及を積極的に行い、豪州ビジネスの拡大を目指すもの。