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【gooリサーチ】
接客態度で店を選ぶ傾向強まる

「外食の実態調査」

 週1回以上外食をすると答えた人が過半数を占め、また店選びの基準は価格よりも「雰...

 週1回以上外食をすると答えた人が過半数を占め、また店選びの基準は価格よりも「雰囲気や接客態度」という客が増えているとの結果がNTTレゾナント(株)と(株)三菱総研の「外食の実態」調査でわかった。
 調査期間は昨年12月上旬の4日間。2年前の調査結果との変化を調べたが「際だった変化はなかった」と6月13日発表した。
 外食の頻度は前回と同じく「月数回程度」が最多だが、「ほとんど毎日」「週2〜3回程度」「週1回程度」という回答がそれぞれ前回より増えた。景気の若干の回復が影響していると考えられる。また8割以上が「行きつけの店」を持つことが明らかになった。
 記念日や接待、家族連れなど「特別な外食」をする店は前回同様「自分が過去にいったことがある店から選ぶ」が4割以上。インターネットで選ぶとの回答は今回2割を超えた。「フリーペーパー」は6・4%となり、近年のフリーペーパー市場の活性化の現れであると推測される。
 「特別な外食」をする店が行きつけになる条件の1位は前回同様「料理の味」だ。2位は「雰囲気や接客態度」で66%弱。3位は「価格」の45%強だが、今回は2位と3位の差が20%以上に開いた(前回は12%)。これは価格よりも店の雰囲気や接客態度を重視する人が増えていることを物語る。また2度と行きたくない店の条件は「料理がまずい」が88%、「接客態度が悪い」が87%弱となり、前回同様高率だ。「注文した品の出てくるのが遅い」は39%、「店内が騒がしすぎた」が35%強。
 今回はメニューに表示してほしい内容を新しく設問したが、男女とも「カロリー」という答えが最多で、女性では「原産地」40%強がこれに続いている。
 同調査は「gooリサーチ」登録モニターを対象に実施。有効回答数2201人。

(2008.06.16)