愛知県半田市にあるダウ・ケミカル日本(株)(ピーター・サイクス社長、本社:東京都品川区)の衣浦工場はこのほど、厚労省より平成20年度『安全衛生に係わる優良事業場に対する厚生労働大臣表彰・奨励賞』を受賞した。
労働安全衛生の重要性の認識と安全衛生管理活動への積極的な取組みが高く評価された。7月4日、名古屋市公会堂で行われた表彰式で、愛知労働局長より同社の玉井良介衣浦工場長に表彰状が授与された。
また、日本化学工業会傘下の日本レスポンシブル・ケア協議会より地域社会への貢献およびRC(レスポンシブル・ケア)コミュニケーションの実施が評価され、第2回『レスポンシブル・ケア賞』も授与されている。
『厚生労働大臣表彰・奨励賞』の受賞は、ダウ衣浦工場において1985年1月〜2004年10月まで、270万時間連続無災害(休業災害ゼロ)を達成したこと、積極的に安全衛生活動に取組んだことなどが高く評価されたもの。連続無災害記録は現在も更新中。
同社では、「今後も労働安全衛生に努めるとともに、より地域に根づいた1企業として地域活動を推進していく」としている(同社広報室)。ダウの地域に根ざした社会貢献に、拍手を贈りたい。