(株)オムニバーサル(代表:北川雅臣)は8月からGLOBALGAP(グローバルGAP)の認証取得を支援するサービスと、農産物の海外輸出促進プログラムの提供を始める。同社は農業を通じた地域活性化などをめざし昨年6月に設立。国内生産者の支援や、海外への輸出事業の支援などを行っている。
グローバルGAPは、97年にヨーロッパの小売団体が開発した農業行動規範であるEUREPGAPが昨年9月に名称を変えたもの。ヨーロッパを流通する農産物の約8割をカバーしている。世界80ヵ国以上で8万以上の生産者や生産団体が認証を取得し、事実上の国際規格となっている。
グローバルGAPの認証取得は、グローバルGAP認証そのものを取得する場合と、日本GAP協会のように基準の同等性が認められる場合の2通りあるが、同社が支援するのは前者の方式。認証取得後も販売促進や国内外へのPR活動などを手がけ、農産物の海外輸出を支援する方針だ。