挨拶する雑賀社長 |
「金芽米の良さを 伝えたい」と青木代表 |
おむ茶房(東京都町田市・青木理恵代表)と、トーヨーライス(株)(東京都中央区・雑賀慶二社長)は、「美味しさ」と「健康効果」で好評の「金芽米」を、より多くの人に知ってもらうことを目的に、かねてより中央区銀座の東洋精米機ビル1階にアンテナショップの開設を進めていたが、このほど完成し、「むすび処 金の芽」の店名で開店の運びとなったことを受け、7月18日に同店を、報道関係者に公開した。
同店は、金芽米(BG無洗米)の使用による水質汚染防止とCO2排出量の削減、さらに昨今問題となっている、持ち帰り容器によるゴミ排出ゼロ化を目指すなど、『環境』への配慮を最も重要な取り組みとし、さらに金芽米の特長である『美味しさ』『健康』を加えた3つの斬新なコンセプトを掲げ、これからの飲食店のあるべき姿を示せるおむすびショップを目指していく。
特に環境面においては、容器ゴミゼロ化を早期に実現するために、購入客が持ち帰り用の容器やタンブラーを持参した場合は、1品当たり従来価格よりも20円安い「エコ価格」を設定することで、容器持参の比率を高め、最終的にはゼロ化を目指す。
さらに持ち帰り時の袋や箸を有料化(各10円)することで、マイバッグやマイ箸の利用を促進し、ゴミ発生の減少に取り組む。同店で使用する金芽米はBG無洗米であり、とぎ汁で水系を汚すことがない。しかも金芽米のCO2排出量は、従来の白米を使用した時の約3分の1、研ぎ洗いの水が不要で節水効果も高く、環境負荷削減に大きく貢献するものだ。
トーヨーライス(株)の雑賀慶二社長は「当社は『むすび処 金の芽』に原料の金芽米を提供する。おむ茶房の青木さんとは、環境、健康、美味など食べ物に関するコンセプトが合致し、提携に至った。当社は<環境のトーヨー>と称されているが、ISO環境基準の14001は業界に先駆けて取得、和歌山県の企業では、ISO14001を最初に取得した」と企業姿勢を語った。
また、「むすび処 金の芽」を運営する「おむ茶房」の青木理恵代表は「環境に関しては、お店でカタチにすることは難しいことだと思った。お客様に、おむすびの良さ、金芽米の良さを知って頂きたい」と述べた。
「むすび処 金の芽」外観 |
店内 | おむすびと副食メニュー |