小麦価格の高騰、消費者の国産食物志向の強まり、メタボ予防での再評価などを背景に、米の消費が上昇傾向にある。これを追い風に、更なる米消費拡大を目指そうと、株式会社サタケ（佐竹利子代表）は、（株）東広島ケーブルメディアと共同で、小学生を対象とした食育番組「食育！おこめ探検隊」を制作した。
　平成20年5月から12月にかけて全8回がKAMONケーブルテレビで放送されるが、第1回「お米ははじめから白いの？」、第2回「お米の栄養」、第3回「アイガモ農法とは？」は放映済み。
　第4回「お米と歴史」は8月6〜12日放映予定。第5回「世界とお米」、第6回「米粉ってすごい」、第7回「お米の品種」、第8回「お酒とお米」は9月〜12月にかけて放映される。
　「食育！おこめ探検隊」は、国産米がいかに安全であるか、お米がなぜメタボ予防で再評価されているのか、そして米粉の活用などのテーマを、毎回5分間で、わかりやすく解説するテレビ番組だ。サタケでは、「総合的な学習の時間」などの教育現場で、副教材として活用してもらいたいと考えている。
　サタケは、食育を通じて、食に関する知識の豊富な人材の育成と、米消費拡大による日本農業の保全を目指している。この理念の下、企業の社会的責任（CSR）として、これまで小中学生を対象とした体験見学会「お米の学校」を17年8月より実施しており、参加者は延べ3000名を超えている。サタケは今後も、社会貢献活動に注力していく考えだ。

第１回「お米ははじめから白いの？」	第３回「アイガモ農法とは？」