表彰状の授与

フルカラーベルトソータ

　9月5日、「第11回日食優秀食品　機械資材・素材賞」（日本食糧新聞社主催）の贈呈式が港区新橋の第一ホテル東京で行われ、サタケの佐竹利子代表に、日本食糧新聞社の今野正義社長から表彰状と楯が贈られた。
　この表彰は、日本食糧新聞社が、食品業界を支える食品機械業界と、関連資材・素材業界の発展を期し、顕彰と感謝を表すことを目的に制定したもので、今年で11回目を迎える。サタケは表彰対象3部門のうち、機械部門において受賞した。
　サタケの光選別シリーズは、近赤外線（NIR）とCCDカメラによる画像処理を融合したマルチセンサーにより、被選別物に混入する不良品や異物を、高精度に識別除去する機械だ。
　選別対象となるのは、コメや麦、豆類などの穀物をはじめ、ナッツ、ポテトチップ、さらには水分を含むものまで幅広く対応し、食品の品質向上に貢献している。
　工業分野では、車のバンパーや家電製品などに使用されている樹脂部品のリサイクルが図られているが、そのためには樹脂部品を粉砕し、選別する必要がある。その選別工程では、サタケの光選別機シリーズの技術が活用されているという。
　リサイクルを促進し、環境を保護することは社会的課題だが、それに関しても同社の光選別技術は貢献しているということだ。