クミアイ化学工業(株)(望月信彦社長、本社:東京都台東区)はこのほど、『平成20年10月期の第3四半期業績』を発表した。
それによると、同社グループの連結売上高は321億800万円で前年同期比4億8100万円(1.5%)の減となった。
損益面では売上の減少を受け、営業利益は11億8500万円で同1億6100万円(12.0%)の減、経常利益は13億7500万円で同1億3300万円(8.8%)の減となったが、四半期純利益は特別損失が減少したことにより7億9400万円で同1億500万円(15.3%)の増となっている。
国内農薬では、水稲用除草剤の「トップガン」、「テラガード」が伸長を見せた。ただし、箱処理剤は落としている。園芸剤は、上市2年目の「プロポーズ」が顕著な動きを示した。
一方、海外農薬では「ノミニー」、「KIM−112」、「KIF−230(バルボン・ビンケア)」が好調に推移したが、「ステイプル」では落とした。