留萌千望高校の「もっちり米パスタ」

　食に関する最新設備・技術・情報が集結する秋恒例の展示会「フードシステムソリューション2008」が9月18日〜20日の3日間、東京ビッグサイト東ホールにおいて開催された。
　4回目の開催となった今回の展示会は、「食を支える、叡智が集う」をテーマに＜学校給食＞、＜病院・福祉＞、＜フードサービス＞の3分野で大手厨房メーカーなど119社が458小間に最新の設備・機器などを出展した。
　また同時開催となった「第24回ふるさと食品全国フェア」には、全国各地から160社が伝統食品や特産品、新開発食品などを出展した。
　このフェアには、北海道留萌千望高等学校の高校生たちが開発した、「もっちり米パスタ」が出品された。米の消費低迷が続く中、米粉を使ったパンや麺が話題となっているが、この商品は北海道産小麦7割に、留萌産のもち米粉を3割ほど合わせて練り込み、パスタの生地にしたもの。
　このパスタには平麺と細麺の2種類がある。それぞれの商品には、留萌千望高校情報ビジネス科発案「もっちり米パスタ」と書かれたラベルが貼られている。千望高等学校生による「もっちり米パスタ」の商品ＰＲや試食も行われ好評だった。
　同展実行委員会では、会期中3万700名余の来場者があったと報告した。