小型製粉機の実演

　全国的に米粉への関心が高まってきている昨今、サタケ北陸営業所（戸田正所長）では、期間限定の「米粉PRキャラバン隊」を結成し、北陸を中心に各地で開かれる農業祭や展示会において、米粉製粉の実演会ならびに米粉パンの試食会を実施した。
　「米粉キャラバン隊」は、米粉とその活用方法を多くの人に知ってもらうことを目的に、10月中旬より活動を開始した。荷台に発電機・精米機「美白スター」・小型製粉機などを設置したトラックで、各地の農業祭や展示会に出向き、玄米から精米、製粉、パン作りまでの各工程を実演し、焼き上がった米粉食パンの試食会を実施している。

焼き上がった「米粉食パン」

　11月16日には、JA能登わかば・中部低温倉庫で開催された農業資材展で、米粉製粉の実演及び米粉パンの試食会を行った。米粉パンを試食した来場者からは、「もちもちして美味しい」、「ケーキ作りにも使ってみたい」といった声が寄せられた。
　JA能登わかば経済部の西部長は「JAとしても、米消費拡大のため米粉利用を推進している。試食をはじめ体験することが大切」と、メーカーを含め関係機関・部署が連携してPRしていくことの重要性を語った。