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【クボタ】
平成21年3月期第2四半期決算発表

 第2四半期累計(平成20年4月1日〜平成20年9月30日)の売上高は、前年同期...

 第2四半期累計(平成20年4月1日〜平成20年9月30日)の売上高は、前年同期比113億円(2.0%)増加して5723億円となった。
 国内売上高は、前年同期比61億円(2.3%)減少して2596億円となった。内燃機器関連部門は、農機・エンジンは売上を伸ばしたが、建設機械が大きく売上を落とし、全体でも減収となった。産業インフラ部門は、産業用鋳物・素材が売上を落としたが、パイプシステムがダクタイル鉄管を中心に売上を伸ばし、全体では増収となった。また、環境エンジニアリング部門の売上は増加したが、その他部門の売上は減少した。
 海外売上高は、前年同期比174億円(5.9%)増加して3127億円となった。内燃機器関連部門は、建機が売上を落としたが、農機・エンジンの伸長により売上を拡大させた。産業インフラ部門は、ダクタイル鉄管の増収により売上を大きく伸ばした。また環境エンジニアリング部門の売上は減少したが、その他部門の売上は増加した。海外売上比率は前年同期比2.0ポイント上昇して54.6%となった。
 営業利益は、前年同期比70億円(9.4%)減少して681億円となった。内燃機器関連部門は円高や材料高などにより減益となり、産業インフラ部門も原材料価格高騰の影響により減益を余儀なくされた。環境エンジニアリング部門は増収効果などにより赤字幅を削減したが、その他部門は自動販売機の減収などにより減益となった。
 第2四半期累計の純利益は357億円となり、前年同期を73億円(16.9%)下回った。

(2008.11.21)