ダウ・ケミカル（アンドリュー・リバリス会長兼ＣＥＯ、本社：米国ミシガン州）は12月22日、新事業運営モデルを推進する人事組織を発表した。
　リバリス会長兼ＣＥＯは、「我々は変革を目指す戦略を、今こそ、推し進めていかなければならない。２〜３年前には想像すらできなかった事業領域へと、我々の事業モデルへ到達させるまたとない好機が到来しており、この新しいチームがダウをその領域へと導くだろう」とコメントしている。
【事業部門および首脳陣】
◇ハイドロカーボンおよび基礎プラスチック事業部＝Ｋ-ダウ・ペトロケミカルズ（2009年１月１日設立予定）、アメリカズ・スチレニクスなど。フアン・ルチアーノ上席副社長。
◇基礎化学品事業部＝ＥＯ、ＥＧ、ＥＤＣ、ＶＣＭ、クロアリなど。キャロル・ダドレー上席副社長。
◇機能製品事業部＝ウレタン、エポキシ、機能性モノマー、機能化学、買収完了後のローム・アンド・ハースのアクリルモノマーなど。ジェームス・マッキルベニー上席副社長。
◇健康、農業、インフラグループ＝ダウ・アグロサイエンス、ワイヤー＆ケーブル、自動車事業部、エラストマー、ライセンシング、オイル＆ガス、繊維事業部、ポリウレタン・システム、エポキシ・システムなど。本社マーケティング。ハインツ・ホーラー執行副社長ダウ・コーニング取締役。
◇ローム・アンド・ハース・アドバンスト・マテリアルズ事業部＝コーティング、建築および建設、紙および繊維、特殊パッケージおよびフィルム、特殊ポリマー、分離技術、電子材料など。ピエール・ブロンドー（買収手続完了後）ローム・アンド・ハース・アドバンスト・マテリアルズ事業部執行副社長兼ＣＥＯ。