株式会社やまびこ（北爪靖彦社長）は３月16日、同社の完全子会社である（株）共立と新ダイワ工業（株）を吸収合併する方針を決めた。
　共立と新ダイワ工業は、株式移転方式による経営統合を行い、平成20年12月１日に、株式会社やまびこを設立した。（株）やまびこは、共立・新ダイワ工業両社の企業文化や歴史に配慮し、徐々に効率的なグループ内組織再編を目指してきた。
　しかし、事業環境が予想を超えて厳しさが増す状況にあることから、業務の効率化・合理化と企業風土の融合を一層加速させ、経営資源の一元化を図り、経営統合シナジーを早急に最大化するため、（株）やまびこは、共立、新ダイワ工業を吸収合併する方針を決めたものだ。
　これに合わせ、共立の米国子会社エコー・インコーポレイテッドと新ダイワの米国子会社である新ダイワインコーポレイテッドの両社も合併に向け、具体的な検討に入った。