３月16日、「第19回ネーミング大賞」（日刊工業新聞社主催）で、サタケの『食味鑑定団』が、読者が選ぶネーミング大賞　ビジネス部門の９位に選ばれた。
　この賞は、今年で19回目となるが、毎年、さまざまなジャンルの中から、ネーミングセンスが優れた商品を、生活部門とビジネス部門に分け、それぞれ10位までに入賞した商品を表彰するもの。
　商品の品質や性能同様に、ネーミングそのものが新商品の売れ行きを左右し、ブランドやサービスの知名度向上に影響を及ぼしている。昨今のヒット商品の決め手は、イメージや衝撃度となっており、ネーミングの重要性はますます高まってきている。
　受賞したサタケの『食味鑑定団』は、食味、香り、硬さ、粘りを総合的に評価し、食味を鑑定するもの。「炊飯食味計」に、新鮮度を測定し香りを推定する「シンセンサ」と、硬さ・粘り（食感）を計る「硬さ・粘り計」を加え、より官能評価に近い食味鑑定値を算出するものだ。
　ユニークな名称の『食味鑑定団』は、３機種とソフトウエアのセット価格で630万円（税込）。