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【タキイ種苗】
ハボタン品種の育成方法で特許

輝きのある緑の花材として推奨

 タキイ種苗(瀧井傳一社長、本社:京都市下京区)このほど、葉面にワックス成分(ブ...

 タキイ種苗(瀧井傳一社長、本社:京都市下京区)このほど、葉面にワックス成分(ブルームと呼ばれる)が実質的に分泌、付着されず葉面に光沢をもつハボタン品種の育成方法に関する特許を取得した。
 葉の表面の白っぽい粉状のワックス成分がなくなったことで葉色が鮮やかになった同ハボタンは、他の花とのマッチングも一段とよくなり、高級感が生まれた。
 また、同社が提案して取組みが増えつつあるグリーンハボタン(通常より早くまいて、色づく前に採花したもの)でも、輝きのある緑の花材としておすすめ。
 タキイ種苗は、72年に自家不和合性利用による世界初のF1ハボタン『白たか』、『紅さぎ』など4品種を発売した後、次々と新品種を開発し、現在、同社のハボタンは国内シェアの6割を占めている。
 普通栽培はもちろん、切花用からミニ作りまでさまざまな用途に向けて数多くの品種が販売されている。

艶やかな照葉が美しいプラチナケール『ルシール』
艶やかな照葉が美しいプラチナケール『ルシール』
   照葉ハボタン
従来のハボタン

(2009.04.27)