プロが教える写真撮影の基本をまとめると、まず撮影する時間を選ぶことが挙げられる。光がやさしい薄曇りの時が最適だが、植物が元気な気温が上がる前の朝、光が斜めからさす夕方もドラマチックだという。
また、カメラの持ち方・構え方だが、「両手で持って軽くわきをしめ、カメラが揺れないように左手でカメラ全体を支え」、そして、シャッターを静かに押すことを指摘する。出来そうで、なかなか出来ないのがこの基本。
さらに、一眼レフやデジタルカメラはAF(オートフォーカス)機能を使い、「ピントを合わせること」からはじめることが大切だという。フラッシュは、できるだけ使わない方が自然な写真が撮れるとも。
横田さんは、「花や野菜の状態が一番よい時に撮れるのは、身近で世話をしている人の特権です。プロでもなかなかベストなタイミングでは撮影できない」とし、「花や植物を見て“きれいだな”と思った瞬間を撮影することが一番だ」と総評している。