アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【日本植物防疫協会】
新年度事業9項目を承認

 日本植物防疫協会(東京・駒込)は5月27日、東日暮里のホテル ラングウッドで『第66回通常総会』を開催し、新年度事業9項目を承認した。今後、農薬飛散対策などにいっそう重点がおかれる。新任理事は、5名。

agur101n0906020103.jpg 新年度事業は植物防疫推進、調査研究、試験研究、出版、植物防疫情報総合ネットワーク(JPP NET)など9項目から構成されている。
 植物防疫推進事業では、植物防疫上の諸問題を取り上げるシンポジウム(21年9月、22年1月)、当面の重要問題を協議する植物防疫地区協議会(全国6地区)および植物防疫研修会(21年9月、22年3月)などを開催する。
 7月には京都で、農林害虫防除研究会との共催による研究集会も予定。
 調査研究事業では農薬飛散対策の技術確立に必要な諸検討を推進していくほか、引き続き水稲用微粒剤Fに関する調査研究および普及試験に取り組み、実用化に結びつけていく。天敵利用、作物残留などの諸調査も実施。
 なお、新理事に伊藤孝利(宮崎県植物防疫協会)、大内脩吉(農薬工業会・日本農薬)、佐藤悌吉(新潟県植物防疫協会)、橋本広(徳島県植物防疫協会)、丸山孝雄(農薬工業会・北興化学工業)の5氏が選任されている。

agur101n0906020101.jpgagur101n0906020102.jpg

(2009.06.02)