「フルオピラム」は、電子伝達複合体2阻害剤として知られる新しい作用機構をもつピリジニルエチルベンズアミド化合物群に属している。
経済的にダメージの大きい灰色かび病、うどんこ病、菌核病、モニリア病など広範囲な植物病害に、低薬量で非常に高い効果を発揮するものとして注目されている。
さらに、「フルオピラム」は、他のバイエル社殺菌剤との組み合わせで、よりいっそう効果的な耐性菌管理を提供できる。
「フルオピラム」は現在、日本でも精力的に開発が進められている。
バイエル クロップサイエンス(株)(ジョン グレイ社長、東京・丸の内北口)によるもので、同有効成分を植物病害防除の新たなソリューションとして農家に提供するため、野菜、果樹分野を中心に開発が進められている。登録申請は間近。
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