クミアイ化学工業は平成21年10月期第2四半期で2億2400万円の特別損失を計上した。
特別損失は、昭和48年に国の指導で埋設された残留性有機汚染物質(POPs)の最終処理費用である。 第1四半期にも同費用として6400万円の特別損失を計上したが、工事内容の変更による追加費用と第2四半期から始めた処理費用をあわせて2億2400万円を計上した。 これによる業績への影響については、上期の業績が好調で営業利益が増えているため、業績予想の修正などはしない。
(2009.06.15)