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【富士経済】
牛丼店の出店意欲旺盛 富士経済の外食市場調査

ハンバーガーショップは高低2つの価格帯戦略で09年の市場は前年比約3%増の7130億円が見込まれ、また牛丼店は上位チェーンの出店意欲が盛んで約9%増の3098億円が見込まれるなどの外食産業調査結果を富士経済が7月30日発表した。
 

 回転ずし店は09年も上位3チェーンが積極的に新規出店するが、一方では淘汰されるチェーンも現れ、上位への集約が進むと見られる。09年は2%増の4180円の見込み。
 08年の牛丼店市場はワンコインで食事ができる安さが支持されて既存店が前年を維持した上に、上位チェーンの積極的出店で高成長したが、09年も賃料の下落などから店舗数の増加が予想される。
 立ち食いそば・うどん店は低価格と素早い提供が受け入れられて「丸亀製麺」と「はなまるうどん」の両チェーンが牽引する形で市場は成長を続け、09年も2・4%増の1720億円市場が見込まれる。
 同調査は7つの外食市場を注目市場としたが、あと3つはギョーザ店有料道路SA・PAサンドイッチ店。
 問い合わせは富士経済広報部 TEL03(3664)5697。

(2009.08.03)