巻頭を飾っているのは、新たに報農後援会会長に就任した塩澤宏康氏。
同氏は「植物保護分野における研究の発展とその成果の活用は、食糧生産と緑の保全のために重要な役割を担っている」とし、いっそう植物保護の研究発展に寄与していくと抱負を述べている。
また、今年1月8日に急逝した報農会理事・報農後援会会長の河野義明氏を偲び田付貞洋さんが寄稿している。
08年12月中旬、末期がんと厳しい宣告を受けた河野氏だったが、与えられた自分の仕事に全力投入し、大晦日の前日に全てを完成させ「これで自分のやるべき仕事はすべて終わった」と語り、その後10日を待たずして旅だった。
田付さんは「人生の最終局面をこれほど見事に生きることができるとは!」と故人を偲んでいる。
(写真)上:報農後援会 塩澤宏康新会長
下:第38号「ろまん報農」