ダウでの経験が30年におよぶペリベール氏。同氏のリーダーシップのもと、ダウ・アグロサイエンスは現在の成功を築き上げてきた。
就任するダウ・アドバンスト・マテリアルズは、同社が2009年4月に買収を完了した旧ローム・アンド・ハースの事業および電材、コーティング、建材など市場密着型の特殊製品で構成される事業部門。
一方、ダウ・アグロサイエンス社長兼CEOに就任のガリンデス氏もグローバルに農作物事業を率い、ダウ・アグロサイエンスの事業成長に大きく貢献してきた。
とくに8種類の遺伝子を掛け合わせた広範囲な病害抵抗・雑草防除性をもつ交配技術である「SmartStax」(スマートスタックス)を10年に事業化する道筋を切り開いた。
83年にダウに入社し、06年からグローバル農作物事業の副社長。欧州、中南米、アジア・太平洋地域で広く経験を積んでいる。