アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【富士経済】
低価格ファミレス伸びる見込み 富士経済の外食産業調査

 総合ファミリーレストラン低価格指向型がほかのファミレス業態から需要を取り込み、2150億円(前年比6・6%増)の市場となるなどの09年見込みを富士経済が9月4日、発表した。外食産業66市場調査の結果だ。

 幅広いメニューを提供する総合ファミレスは客単価1100円以上のチェーンを高価格型、900円未満を低価格型、その中間を標準型としているが、外食産業全体で低価格化が進行。
 撤退も相次ぎ、今は「ガスト」と「ジョイフル」にほぼ集約されている。経営再建を進めるすかいらーくはガストの店舗数を大幅に増やして低価格ニーズに対応している。
 ほかに09年度の伸びが見込まれる注目市場は高価格型コーヒーショップ(6・8%)もつ鍋(2・5%)すきやき・しゃぶしゃぶホルモン料理。

(2009.09.10)