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【農薬工業会】
10月8日、仙台で日・韓・台姉妹会  農薬工業会

安全・環境保全・技術発展等に貢献

 農薬工業会(大内脩吉会長、本部:東京・室町)は9月9日、理事会後の定例記者懇談会で、10月8日、仙台市で「第25回日・韓・台三国農薬工業会会議」(姉妹会)を開催すると発表した。

 第1回姉妹会が開催されたのは1983(昭和58)年のことで、東京での開催だった。前年、台北市で行われた台湾農薬工業会創立20周年記念式典の折りの姉妹会創設の提案を受けたもの。
 3国は、取り組むべき優先課題として、農薬に関する安全対策、環境保全対策、植物防疫に関する技術対策などに取り組み、多くの成果をあげてきた。
 工業所有権の保護など困難な課題もあったが、物質特許制度の導入、GIFAP(現在のCrop Life International、世界農薬工業連盟)への参加など、積極的に国際化対応を進展させた。
 その後、社会的な情勢変化に柔軟に対応するため、より具体的な検討を目指す小会議への再編数名の幹部による開催毎年1回・3国の持ち回り開催で議題を予め決めない会議は「柔軟性と座談」を特徴として位置づけるなどの取り決めを行い、今日に至っている。
 その他、懇談会では東北支部による「農薬ゼミ」(10月8日、仙台市)の開催、事務局のいっそうの体制整備などが話題とされた。

(2009.09.15)