(写真)祝辞を述べるJA全農の上園次長(左)
望月信彦社長は「使いやすく、環境負荷の少ない製品をコンセプトに新製品開発を進めている」とあいさつ。JA全農肥料農薬部の上園孝雄次長は「環境保全型農薬の開発は、これまでの農薬に対するイメージをがらりと変える可能性がある」と、祝辞を述べた。
同社はこれまで微生物農薬の「エコシリーズ」、化学農薬と微生物農薬を組み合わせたハイブリッド農薬の「クリーンシリーズ」、ドリフト(飛散)が少なく散布が容易な水稲用農薬の「豆つぶ剤」などを開発してきたが、新たな環境保全型農薬として飛散の少ない水稲病害虫本田防除用「微粒剤F」3剤の農薬登録を取得した。
登録された「サジェスト微粒剤F」、「ビームスタークル微粒剤F」、「ビームアプロードスタークル微粒剤F」の3剤は、11年の上市をめざす。