(写真)バイエルの底力の発揮へ(ウエスティンホテル東京にて)
新社長には、ギャビン マーチャント氏が11月1日付けで就任する。同氏は「営業、マネジメントに重点をおいたこの25年の経験を生かしながら、顧客重視の路線で日本農業に貢献したい」と抱負を語った。
また、4年間社長を務めたジョン グレイ氏は、「共通の目的をもった日本の友人達に感謝する。(後任の)マーチャントは、日本農業の発展に力を惜しまないだろう」と、謝辞を述べた。
同氏は10月30日、アジア・パシフィック マーケティング・開発および技術支援部門長として、シンガポールに赴く。
パーティでは、乾杯の音頭を大内脩吉農薬工業会会長が、また、中締めを日植防の岩本毅理事長が行った。
大内会長は「日本農業に対する、バイエル社のメッセージは非常に心強いもの」、岩本理事長は、バイエル社の報農会事業などへの貢献を讃えながら、「日本の土壌に見合った研究開発を継続するバイエル社の今後に期待する」と、あいさつした。
文化、慣習を含み、日本の土壌を大切に慈しむバイエル社。多くの新規剤もパイプラインに所有している。旧特農の歴史的に培った財産を礎に、今後、バイエル社の底力が改めて発揮されるとの印象を受けた。
(写真)「顧客重視」を語るマーチャント新社長