大学、試験場、研究会などが農林水産・食品産業分野の最新で質の高い技術シーズや成果の実用化を支援する制度などを幅広く紹介し、人的な交流・連携の促進、明日に繋がるマッチング創出を目指している。
生産現場から販売現場までを繋ぐ青果物の生産・流通技術、サービスが一堂に会する展示会と専門技術会議の「アグロ・イノベーション09」を同時開催する。
「創出フェア」の基調講演は「農業は国の宝?地方再生の起爆剤?」(伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長)、「農林水産業の常識は製造業の非常識」(富士通の秋草直之相談役)。
出展は食品技術(ブース数47)、コンサルティング(同36)、生産技術(同34)、環境技術(同24)、異分野融合、植物工場、ゲノム研究となっている。
いずれも最新技術が披露されるが、食品における農研機構、コンサルにおける東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、環境技術における島根県畜産技術センターのブースなどが注目される。
(写真)東京国際フォーラムで行われた08年の「アグリビジネス創出フェア」から