国内農機については、一部回復が見られたものの、緊急機械リース支援事業の実施遅れから、顧客の買い控えの影響があった。また海外については、世界的な景気後退が影響し、拡販しにくい状況が続いた。そうした中、ヰセキグループでは、多様化する顧客ニーズに応える新商品を品揃えし、積極的な販売活動を展開してきた。
結果、第2四半期連結累計期間の売上高は、697億2600万円(前年同期比9.5%減)となった。国内売上高は、617億6600万円(前年同期比4.3%減)となった。海外売上高は、中国市場で伸張したものの、世界的な景気後退の影響を受け、受注減となり、79億6000万円(前年同期比36.1%減)だった。
営業利益は、減収による粗利益減を前期悪化項目であった棚卸資産評価損の減少や固定費等経費の圧縮により、前年同期比13億1300万円増加し、25億2800万円となった。経常利益は、21億9700万円(前年同期比10億7100万円増)となった。四半期純益は15億9700万円(前年同期比9億600万円増)だった。