国内売上高は、2286億円(前年同期比11.9%減、310億円減少)となった。うち、内燃機関連部門は、農業機械、エンジン、建設機械がいずれも売上を落とした。
産業インフラ部門は、ダクタイル鉄管、バルブが売上を伸ばしたものの、合成管、鋼管が減収となり、産業用鋳物・素材も売上を落としたため、部門全体では減収となった。環境エンジニアリング部門も売上を落とし、その他部門も需要低迷により減収となった。
海外売上高は、前年同期比967億円(30.9%)減少し、2160億円となった。アジアでは作業機を中心に売上を伸ばしたものの、北米、欧州ではトラクタ、エンジン、建設機械が大きく売上げを落とし、部門全体では大幅な減収となった。
同四半期の累計営業利益は、331億円(前年同期比51.3%減少)だった。税金等調整前純利益は、333億円(前年同期比49.5%減少)。通期連結業績予想では、前回発表予想(平成21年5月13日決算発表時)を700億円下回る9500億円となる見通しだ。