人気の高まりを受けて韓国料理店はもちろん、和風の居酒屋でもマッコリをメニューに加える店が増えてきて同じコメを原料とするだけに日本酒の強敵になるのではないかとも見られている。
そうした中で日本の会社が開発した新商品も現れた。「日本人の味覚に合う味を追求した」という。眞露ジャパン(東京)による「JINRO マッコリ」で、12月から販売を始めた。
マッコリは日本のどぶろくに相当する韓国伝統のにごり酒で紀元前千年ごろから農民たちが愛飲していたとのこと。
現在でも韓国では薬酒と同質に扱われており、複数のアミノ酸や乳酸菌を含むことから美容と健康に気を遣う女性にも人気があるという。
日本では韓国の酒は焼肉店を中心に焼酎が定着しているが、新たに醸造酒に脚光が当たってきたかたち。