アグリビジネス

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【島根県】
産学官連携の新技術を披露  アグリフェア

地域貢献は堆肥づくりから

  11月25日〜27日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで「アグリビジネス創出フェア」が行われ、産学官連携による未来につながる技術シーズが紹介された。ここでは島根県のブースをのぞいた。

島根県畜産技術センターのブース 同県の出展は食品技術(島根大)、環境技術(畜産技術センター)、生産技術(畜産技術センター、中山間地域研究センター、農業技術センター)の3分野におよび、地域貢献を前面に押し出した。
 特に、島根の畜産の競争力ある生産体制の構築や地域の主要産業としての成長を目指している畜産技術センターは、次の2社でブースを構えた。
産学官連携の新技術を披露 有機物発酵を手掛ける(株)ミライエ(注1)は、「イージージェット」および新製品の「イージージェットJr.」を出展した。従来のブロワ使用からコンプレッサ使用の堆肥化技術で、省力化・低コスト化を実現。地域貢献は、堆肥づくりからとの印象を受けた。
 地方からの情報発信を続ける(株)ワコムアイティ(注2)は、牛の分娩・発情検知システムを紹介した。遠隔監視の最前線が見受けられた。

注1)(株)ミライエ 松江市、島田義久社長、資本金5220万円。電話(0852)28?0001
(注2)(株)ワコムアイティ 松江市、多久和厚社長、資本金4900万円。電話(0852)20?7200

(2009.12.08)