同社のフラワートライアルは約20年の歴史をもち、1年を通じたイベントの中でも重点行事に位置づけられ生産者や業界関係者の情報交換の場にもなっている。今年は2日間で1200人が来場した。
ハウス内の展示では、パンジー「F1ピカソ」シリーズをはじめ、ビオラ「F1ビビ」、「F1フローラルパワー」シリーズの新加色、これまでの品種より開花が早いのが特長のベゴニア「F1モンザ」シリーズ、ハロウィンシーズンに合わせた栽培を新たに提案した観賞用とうがらし「マヤ」シリーズなどが展示された。
特に、今回は例年になかったユーストマやヒマワリの切花展示も充実し、豊富な品種の披露となった。
ほ場では「プラチナケール“ルシール”」のさまざまな仕立て方や、新発売の「F1つぐみ」シリーズを紹介し、さらに昨年に引き続きベジタブルガーデンの展示も行われ人気を呼んだ。
同社では、今後「パンジーやビオラをはじめ品種数や色数の充実をはかり、生産者や消費者のニーズに対応していきたい」としている。