アグリンピックは、現在全国的に展開されている「JA&クボタきらめき元気農業キャンペーン」の一環で、今回で6回目。東日本地区全体のムードアップとともに、農家組合員、JAグループ、クボタ相互の信頼をさらに深めることを目的としたものだ。
今回は、JA全農各県本部、各JAとの連携のもと、群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉・神奈川・静岡・新潟・長野の各県下、他に岩手などからのべ2150人以上の生産農家を動員した。
今回は農業経営の効率化、快適作業の実現をめざして▽低コスト・省力化農業の提案▽二極化する市場への対応▽地産地消の推進、の3テーマに沿った展示・実演が行われた。
(写真)上:主催者を代表しあいさつするJA全農小椋副審査役
下:クボタ木股機械営業本部長
◆TACを推進し農家組合員との信頼強化を
主催者あいさつでJA全農 生産資材部の小椋和仁副審査役が「会場の皆さんはTAC担当者から声をかけられたと思う。TACは担い手農家に対応するJAの担当者だが、“とことん会ってコミュニケーション”の略。組合員農家とさらに信頼関係を深めていきたい。会場にはJAグループ特別装備機も用意してもらった。関東エリアは農機のレンタル利用も進んでいる」と述べた。
クボタの木股昌俊機械営業本部長は「今回はJAグループ特別装備機として4条刈コンバイン、4条植えの田植機を紹介する。省エネ、低コストでは、疎植栽培、鉄コーティング種子の技術紹介をはじめ、メンテナンス講習会なども開く。安全で安心して使って頂けるクボタの農機を体感して欲しい」と語った。
会場にはクボタの高性能農機260機種が展示され、クボタの協力会社、関連メーカー26社も出展。各エリアブースとも終日来場者で賑わった。
(写真)展示会場で