化学品事業の中枢である農薬事業は、国内部門において主力となる「トップガン剤」などの水稲用除草剤を中心に、独自製品の拡販に努めた。また、水稲用箱処理剤の「ブイゲット剤」、園芸用殺菌剤の「プロポーズ剤」などが大きく伸長した。
いっぽう、国外部門は直播水稲用除草剤「ノミニー」、園芸用殺菌剤「KIF?230(バルボン・ビンケア)が堅調な動きを示したが、棉用除草剤「ステイプル」はブラジルにおける作付け減少で減少した。
これらの結果、売上高392億2700万円、営業利益6億6700万円、経常利益9億3300万円、当期純利益2億7200万円となった。