農産物(植物)に補充する水を循環させて、LEDが発する熱を抑えることで、発光効率を増幅させるところに大きな特長がある。植物の生育に適合する波長の分析などを行い、施設栽培に新たな道を拓く。
システムとして、照明器具にはパイプが内蔵され、ポンプで汲み上げたケースの水をパイプに環流させ、LEDから発する熱を冷却させる。
人工光を利用した水耕栽培は、1万ルクスの照明が必要とされているが、この実証プラントでは倍の2万ルクスに到達する。ミツバ、コスレタスなどを育てている。
(注)昭和63年の設立。資本金1100万円。企業の存在価値を高め、社会に持続的に貢献できる企業を目指している。